伝説の名勝負シリーズ / Memorial matches
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2010年5月22日、欧州杯の決勝に駒を進めたのは、イタリアのインテルナツィオナーレ・ミラノとドイツのバイエルン・ミュンヘン。
ジョゼ・モウリーニョ率いるインテルは、絶対的FWのイブラヒモビッチをバルセロナに放出し、代わりにサミュエル・エトーを獲得。他にもFWディエゴ・ミリート、MFヴェスレイ・スナイデルなど大物をそろえ、よりモウリーニョ好みの速攻に対応できる布陣が完成した。国内では圧倒的な強さを誇り、セリエA5連覇、コパ・イタリアも制し、ついにクラブ史上初のトレブル(ビッグタイトル3冠)に王手をかけた。
グループリーグはペップ・バルサに次ぐ2位で通過し、準決勝でもふたたび激突。第1戦を3-1で勝利し、カンプ・ノウでの2戦目はMFチアゴ・モッタが退場しながらも最後までたえぬき、合計3-2でインテルが勝利。38年ぶりの決勝進出を告げるホイッスルが鳴り、モウリーニョは敵地の大観衆を前に人差し指をかかげて走り回った。
バイエルン・ミュンヘンは、このシーズンからルイス・ファン・ハールが監督に就任。レアル・マドリードからオランダ代表WGアリエン・ロッベンを2500万ユーロ(約34億円)で獲得。フランス代表フランク・リベリーとの両翼『ロベリー』を結成し、国内リーグ&カップの2冠を達成。インテルと同じく、トレブルは目前に迫っていた。だが、リベリーが累積警告により決勝戦で出場停止になってしまう。攻撃の起点はロッベンに託され、彼がインテルの堅守をこじあけられるかどうか…それが一つの焦点となった。
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伝説の名勝負シリーズ / Memorial matches
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2013年、各大陸王者によって争われるW杯の前哨戦コンフェデレーションズカップ。決勝にコマを進めたのは下馬評通りの優勝候補だった。
地元開催となるブラジル代表は、エースFWネイマールが絶好調。特にCFフレッジとの連携が際立ち、彼の絶妙なポストプレーから次々にチャンスを演出。切り札にはジョー(現名古屋グランパスFW)が投入され、予選で2得点の活躍を見せる。CBチアゴ・シウバの相方にはダビド・ルイスを抜擢、マルセロの裏を強烈な存在感でカバーし続けた。予選の日本、メキシコ、イタリア3戦すべてでネイマールが得点し、準決勝もカバーニ&スアレス擁するウルグアイ代表を2-1でしりぞける。
攻守において魅力的なメンバーがそろい『3R』後のセレソンに新たな光が灯りつつあった。
対するは、歴代最強との呼び声も高いスペイン代表。2010W杯、2012EUROを連覇し、シャビ&イニエスタ&ブスケツの中盤とピケ&ラモスによるCBコンビは絶頂期を迎えていた。予選はウルグアイ、タヒチ、ナイジェリアを3戦合計15-1で粉砕。なかでもタヒチ戦は10-0というありえないスコアを叩き出す。準決勝はイタリア代表と0-0のすえPK戦で勝利。
4試合でわずか1失点…長年の引き立て役から絶対王者になった無敵艦隊が、熱狂のエスタジオ・ド・マラカナンに乗り込む。
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アルトゥーロ・エラスモ・ビダル・パルド(Arturo Erasmo Vidal Pardo、 1987年5月22日 - )は、チリ・サンティアゴ出身のサッカー選手。リーガ・エスパニョーラ・FCバルセロナ所属。チリ代表。ポジションはミッドフィールダー、ディフェンダー。
地元クラブのユースチームを経て、2005年チリの強豪CSDコロコロと契約。同クラブのリーブ3連覇に貢献。
2007年、コロコロ史上最高額の1100万ドル(約12億円)でドイツ1部バイエル・レバークーゼンに完全移籍。2010-11シーズンには主力として2位に貢献した。
2011-12シーズン、イタリア1部ユベントスに1050万ユーロ(約14億円)で移籍。すぐにポジションを確保し33試合7ゴールを記録。スクデット獲得(リーグ優勝)に貢献した。その後も主力としてリーグ4連覇とコパ・イタリア制覇を達成、4シーズンで168試合47ゴールを記録した。
2015年7月、シュバインシュタイガーと入れ替わりでドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに移籍。移籍金は3700万ユーロ(約48億円)。スペイン代表シャビ・アロンソ、チアゴ・アルカンタラたちと中盤を形成。技巧派がそろうMF陣の中で、激しいタックルや空中戦で異彩を放った。在籍3シーズンすべてでリーグ優勝し、前人未到のブンデスリーガ6連覇に貢献した。
2018年8月4日、FCバルセロナが2000万ユーロ(約26億円)でビダル獲得についてバイエルンと合意したと発表。数日中にメディカルチェックを受け、3年契約を締結することになる。
チリ代表としては100試合出場24ゴールを記録。
2015年チリ開催のコパ・アメリカ2015で初優勝に貢献、決勝アルゼンチン戦のMOMとなった。翌2016年アメリカ開催大会でも連覇に貢献。
プレースタイルは、万能の戦士。
主に中盤に位置し、ピッチを縦横無尽に走り回るボックス型MF。元バルサのパウリーニョと比較されるが、ビダルはより守備技術と意識が高く、特に自陣深くまで戻るプレスバックが目を見張る。体を投げ出しながらのタックルも一流DF並みで、なによりボールに食らいつくメンタルがすさまじい。
その姿勢は攻撃にも通じ、大胆にDFライン裏に飛び出しては得意のヘディングを狙っていく。打点の高さもあり、コーナーキックなどセットプレーでも得点力を発揮する。両足のミドルシュートも見逃せない武器だ。
その荒々しいスタイルから「バルサで通用するか」という疑問符も付けられるが、バイエルンではペップ・グアルディオラの指導を受け、スペイン代表シャビ・アロンソやチアゴ・アルカンタラと魅力的なフットボールを展開した。基本的な技術の高さは言うまでもないだろう。その証拠に、ペナルティキックの名手でもある。GKとの1対1では冷静にフェイクを入れるなど、相手の動きを見極める上手さも備えているのだ。
欠点としては、激しすぎる守備がカードの対象になりやすいことだ。ユベントスでは4年間で53枚のイエローカード(レッドカード1枚)を受けており、バイエルンでもレアル・マドリード戦など大一番で退場している。荒れやすいクラシコでは洗礼を受けるかもしれない。
Music Christhian Ryos - Moments / Laszlo / Here We Are.
チアゴ サッカー 在 【チアゴ・アルカンタラ】一瞬で相手を置き去りに ... - YouTube 的推薦與評價
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