新型コロナウイルスの影響で人手不足となっていた群馬県嬬恋村のキャベツ農家で作業にあたった海外協力隊が県庁を表敬訪問し、山本知事に活動報告を行いました。今回は参加した12人のうち4人の隊員が「技能実習生が県内の農業を支えている現状」や、「技能実習生が働く環境を知り、問題点が見えてきた」などそれぞれの経験で学んだことを報告しました。
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新型コロナウイルスの影響で人手不足となっていた群馬県嬬恋村のキャベツ農家で作業にあたった海外協力隊が県庁を表敬訪問し、山本知事に活動報告を行いました。今回は参加した12人のうち4人の隊員が「技能実習生が県内の農業を支えている現状」や、「技能実習生が働く環境を知り、問題点が見えてきた」などそれぞれの経験で学んだことを報告しました。
29日就任したJA群馬中央会・各連合会の唐澤透会長が記者会見を開き、2020年度の重点施策や、新型コロナウイルス対策を語り、県内農業発展に向けて、抱負を述べました。
まず、JAグループ群馬の2020年度の共通目標として、『販売品取り扱い高の拡大』、1400億円の目標金額を掲げました。
目標達成に向けては、JAの職員が農家に出向いてアドバイスを行う営農支援を強化し、JAを利用して作物を出荷する農家の割合を増やします。
新型コロナウイルスにより、牛肉や、白バラ・コチョウランの需要と価格が大幅に下落し、労働力として受け入れ予定の外国人技能実習生が来日できず、JA嬬恋村のキャベツの収穫に大きな影響がありました。
コロナ対策として、JAグループでは、国の価格補填制度の活用をはじめ、取引先への購入依頼や、JA直売所でのイベント延長などで消費拡大を図ります。
新型コロナウイルスの影響でアルバイト先を失った外国人留学生と労働力不足が懸念される嬬恋村のキャベツ農家をつなぐオンライン面接会が27日、開かれました。
嬬恋村で夏から秋にかけて収穫される夏秋キャベツは、日本一の生産量を誇り6月から収穫の時期を迎えます。
JA嬬恋村によりますと新型コロナウイルスの影響で予定していた約260人の技能実習生の多くが来日できず、労働力不足が深刻化しています。
この面接会は担い手不足のキャベツ農家とアルバイト先を失った外国人留学生をマッチングしようと前橋市内に拠点を持つ日本語学校ニッポンアカデミーが主催したものです。
面接会は、ニッポンアカデミーの教室と嬬恋村の公民館をオンラインでつないで行われ、約20のキャベツ農家と中国やモンゴルからの留学生約80人が参加しました。
マッチングした留学生は、早ければ5月から嬬恋村にある技能実習生用の宿泊施設に滞在して農作業に励みます。