群馬県嬬恋村の村民が村の活性化に向けてアイデアを出し合うイベントが初めて開かれました。
このイベントは、嬬恋村が事務局を務め村の活性化を目的に活動している「キャベツーリズム研究会」が初めて開いたもので、およそ30人が参加しました。
研究会ではおととしの台風19号で村が被害を受けた際に、心の復興を目指した「嬬恋晴レルヤプロジェクト」に取り組むなど、これまでも様々な活動を行っています。
多くの村民からアイデアを集め、さらなる活性化につなげたいと、このイベントを初めて開き、今回、2人のプレゼンターが案を発表しました。
このうち、松本 大さんは、「村には、キャベツ畑や浅間山の美しい景色があるので、SNSのインスタグラムを活用して若い世代に向けて嬬恋ブランドを訴えたい」と提案しました。
この後、意見交換が行われ、農家の参加者は、「キャベツの最盛期に、撮影に来る人が多く収穫時に困っている。専用の撮影スポットを作ってはどうか」とアイディアを述べ、県外から移住してきた参加者は、「駐車場も整備されている愛妻の丘を中心に集客を図ってはどうか」と提案するなどそれぞれの立場から活発な意見が出ました。
研究会では、このイベントを今後2カ月に1回のペースで開き、村民から広くアイデアを募るほか、ホームページ上で参加メンバーを受け付けています。
![post-title](https://i.ytimg.com/vi/qQeniERMKj4/hqdefault.jpg)