【「照顧完最後一隻貓後,我也想去死」 福島核災10周年 他為顧棄養貓不撤離】#哲看新聞學日文
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■フォトログ:原発事故被災地、捨てられたネコたちを育てる男性
■影像故事:核電事故災區,照料被遺棄貓咪的男子
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🇯🇵[福島県浪江町 5日 ロイター] - 東日本大震災が起きた10年前、被災地の一つとなった福島県浪江町の加藤栄さん(57)は町を離れず、自分の家に踏みとどまることを決めた。置き去りにされた近所のネコたちを救うためだ。
🇹🇼[福島縣浪江町 5日 路透社] - 福島縣浪江町在距今10年前的東日本大震災(311大地震)中成為災區,57歲的町民加藤榮為了拯救遭鄰居棄養的眾多貓咪,決定不撤離留在自家中。
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🇯🇵約25キロ先には、震災時の津波によって事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所がある。隣人らは放射能汚染の脅威から逃れようと次々と浪江町から去って行った。しかし、加藤さんはいまだにこの地を離れようとしない。
🇹🇼距離浪江町約25公里遠的地方,就是當時地震引起海嘯造成核災事故的東京電力福島第一核電廠。鄰居為了避免遭到輻射汙染,都陸續從浪江町撤離,但是加藤榮仍舊沒打算離開這個地方。
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🇯🇵「最後のネコを看取ってから自分もなくなりたいと思います」。隔離された汚染地域にある自宅で、加藤さんは言う。「それをやって死にたいんですよ」
🇹🇼「在照顧完最後一隻貓後,我也想跟著一起離開這個世界。」加藤榮在被劃分為汙染區而被隔離的自家中這麼說道。「做完那件事後,我就想去死了。」
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🇯🇵加藤さんが自宅の庭に埋葬したネコは、この10年間で23匹にもなった。最近はネコの墓を作っても、人影の絶えた町を自由に動き回るイノシシに荒らされてしまう。加藤さんは今、自宅と自身の所有地にある別の空き家で41匹のネコの世話をしている。「ポチ」という名の犬も保護した。
🇹🇼加藤榮埋葬在自家庭院裡的貓,在這10年間多達23隻。最近他即使蓋好了貓的墳墓,也會被附近因人去樓空而到處徘徊的野豬給弄亂。加藤榮如今在自家及自有的別間空屋中,共照顧了41隻貓,其中也有一隻名為「波奇」的狗。
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🇯🇵浪江町から避難した住民はすでに約16万人に達した。そうした中で、以前は従業員70人の建設会社のオーナーだった加藤さんがこの地に残る決意を固めたのは、解体を手伝った空き家の中で死んでいるペットを見つけた時のショックが一つの原因だった。ネコたちの世話は、3代にわたって加藤家が守ってきた土地に留まる理由にもなった。
🇹🇼從浪江町撤離的居民如今已達到約16萬人,這之中,曾經擁有70名員工的建築公司老闆加藤榮堅持留在這個地方的原因之一,就是他在幫忙拆解空屋時在屋內發現了死去的寵物,這令他感到十分驚愕。照顧貓咪這件事,也成為讓加藤榮留守3代祖厝的理由。
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🇯🇵「ここで生まれ育ったんで、親父がこれ建ててくれた家なんで、できるだけ壊したくないですね。本当に自分の故郷なんです」。加藤さんは自宅の前に立って、そう話した。
🇹🇼「我在這裡出生、在這裡成長,這是爸爸蓋給我們的家,所以希望盡可能不要讓房子崩壞。這真的是我自己的故鄉。」加藤榮站在自家門前說下了這段話。
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🇯🇵木造2階建ての自宅の状態は芳しくない。「2、3年持つか持たないかでしょうね。(この家は)限界だと思います。壁もちょっとズレちゃったんで」
🇹🇼木造2層樓的加藤家如今狀態已不如以往。「大概只能再撐個2、3年了吧。我覺得(這個家)已經到極限了,因為牆壁也稍微歪斜了。」
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🇯🇵加藤さんによれば、動物たちの世話をするための出費は月額70万円ほどになっている。その一部は、日暮れ時に自宅の近くに集まってくるイノシシに与えるドッグフードの費用だ。
🇹🇼根據加藤榮表示,照料動物們的支出1個月要花將近70萬日圓(約新台幣18萬3千元)。這之中的一部分,也包含要給黃昏時在自家附近徘徊的野豬的狗飼料費。
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🇯🇵農家にとってイノシシは害獣であり、空き家を荒らすという悪さもする。しかし、加藤さんにとっては、保護すべき命の一つだ。2月25日、加藤さんは逮捕された。11月に日本政府が仕掛けた罠にはまったイノシシを逃がした容疑である。この記事が公開される時点では、彼はまだ取り調べのため拘留中だ。
🇹🇼野豬會做出弄亂空屋等惡行,所以對農民來說是害獸,但是對加藤榮來說,野豬也是應該受到保護的生命之一。上個月(2月)25日加藤榮遭到警方逮捕,因為他在去年11月放走了困在國家設置的陷阱裡的野豬。一直到這篇報導露出的時間點,加藤榮仍因審訊而被拘留中。
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【新聞小檔案】
▌浪江町(なみえまち):
・浪江町,是位於福島縣雙葉郡的一町。它位於發生核輻射洩漏的福島第一核電廠20公里範圍內。自2011年福島核災撤離後已無人居住,人口數為0;2017年4月1日起,近浪江站附近範圍解除了「歸還困難區域」限制,少部份居民開始回歸;至2020年1月的統計,町內人口約為1100人,比起事故前有近2萬人口仍相距甚遠。
・浪江町現在仍有超過8成的範圍被劃為「歸還困難區域」,居民不可以在範圍內逗留或住宿。(來源:維基百科)
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【新聞單字片語】
★原発(げんぱつ)⓪〔名〕:核電
★育てる(そだてる)③〔動下〕:養育
★踏みとどまる(ふみとどまる)⑤〔動五〕:留下
★置き去り(おきざり)⓪〔名〕:遺棄
★隣人(りんじん)⓪〔名〕:鄰居
★汚染(おせん)⓪〔名〕:汙染
★脅威(きょうい)①〔名〕:威脅
★逃れる(のがれる)③〔動下〕:逃離
★去る(さる)①〔動五〕:離開
★未だに(いまだに)⓪〔副〕:仍然
★看取る(みとる)②〔動五〕:照顧
★埋葬する(まいそうする)⓪〔動サ〕:埋葬
★人影(ひとかげ)⓪〔名〕:人影
★絶える(たえる)②〔動下〕:消失
★イノシシ(いのしし)③〔名〕:野豬
★既に(すでに)①〔副〕:已經
★達する(たっする)⓪〔動サ〕:達到
★従業員(じゅうぎょういん)③〔名〕:工廠員工
★固める(かためる)⓪〔動下〕:使堅定
★留まる(とどまる)③〔動五〕:留
★育つ(そだつ)②〔動五〕:成長
★芳しい(かんばしい)④〔形〕:好的
★ズレ(ずれ)②〔名〕:歪斜
★ドッグフード(どっぐふーど)④〔名〕:dog food,狗飼料
★仕掛ける(しかける)③〔動下〕:設置
★罠(わな)①〔名〕:陷阱
★はまる⓪〔動五〕:掉進
★逃がす(にがす)②〔動五〕:放跑
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【新聞關鍵字】
#東日本大震災|#東日本大震災を忘れない|#福島第一原発|#原発|#原発事故|#猫
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【新聞連結|#ロイター】
https://jp.reuters.com/article/fukushima-cats-idJPKCN2AX07X
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