「方程式を暗記してもダンサーは指導できない」
指導者はこれを覚えておきましょう。
それよりも、毎回体と向き合ったほうが効果があります。
もちろん、そのためには
解剖学とかさ、エクササイズとかさ、知っている方がいいんだよ。
引きだしが増える、という事は
より多くの体を理解できる糸口ができるって事だから。
だけれど、暗記がゴールになってしまったら、
エクササイズを数多く知ることが目標になってしまったら
レベルや年齢、そして身体条件が全く違うたくさんの生徒さんを
指導するのは難しいのではないかしら？
それよりも、一度勉強した事を何度も復習する。
参考書でも、セミナーでも、ブログ記事でも！
同じものを何度も復習、応用するって大事だと思うし、
毎回新しい発見があるのも事実。
ほら、バレエを始めたときはつまらなかったバーレッスンは
テクニックの理解が出来ればできるほど大切さがわかるとか、
憧れだったポワントだけれど、
何時間もリハーサルをこなしていたらフラットシューズが恋しくなるとか笑
そのようにして蓄え、掘り下げられた知識から
生徒を「見る目」は育っていくと思うのです。
そして、知識だけに終わらせず、実際に使ってみて研究。
最終的に解剖学を学ぶゴールは生徒をより安全に上達させる事。
つまりは、生徒に伝わる言葉を探し、役に立つレッスンプランを考える事
＝現場で使えること！！
今度、猫背の子がいたら、
姿勢よく！肩を広げて！！って叫ぶだけじゃなくって、どこが原因か見てみたり。
（骨盤？肩？肋骨？それとも背骨自体が丸まってる？）
バレエ雑誌のダンサーの足の甲を研究してみたり。
（足首の部分が出てる？足の真ん中？指先？トウシューズで一番曲がっている部分は？？
右足と左足の違いやフィッシュの使い方などの研究も効果的）
そこから始めてみませんか？
DLS記事「方程式を暗記してもダンサーは指導できない」より。
指導者向けの記事ですが、ある程度年齢のいったダンサーや、
バレエママさんだって考えてほしいことですね。
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