『黄金世代』という言葉を聞いたことがあるだろうか？
サッカー界では、79年代生まれのプロサッカー選手達をしばしばそう呼んできた。
例え、その言葉を知らなくても、稲本潤一、小笠原満男、中田浩二、高原直泰、遠藤保仁…彼らが同級生だと言えば、その世代の凄さはわかってもらえるに違いない。
現に、99年FIFAワールドユース ナイジェリア大会（現FIFA U－20ワールドカップ）で準優勝に輝いたメンバーであり、今尚、多くの選手がトッププロとして活躍している、史上最強と呼ばれる世代だ。
その、逸材揃いの「黄金世代」の中で、共に”天才”と呼ばれた2人の男がいた。
小野伸二と、本山雅志。
2人して世界のベストイレブンに選ばれ、日本サッカーの歴史に今なお輝く偉業を刻みつけた。
やがて、小野伸二は活躍の場を海外に移し、本山雅志は国内で絶対王者として君臨する。
共に”天才”と称された二人だが、そのプレースタイルは実に対照的だ。
言うなれば、静と動。
あるいは柔と剛。
小野が軽やかにピッチを舞う風なら、本山は鮮烈にフィールドを切り裂く稲妻。
小野のパスがターゲットを射抜く正確無比なライフルだとしたら、本山のパスは戦況を一瞬で覆す名刀の一閃。
小野のゲームメイクは、音もなく忍び寄る闇夜のスナイパー、フクロウを思わせ、本山のそれは、荒れた海原を物ともせず飛ぶ紺碧の荒武者、ズグロカモメを思わせる。
やがて時は流れ、その天才二人が、ついに同じフィールドで雌雄を決することになる。
今季、ギラヴァンツ入団を決めたとき、インタビューで本山雅志はこう言った。
『小野伸二と対戦できるのが楽しみ』
同級生。
同世代。
お互いが認め合う、ライバル同士。
コンサドーレ札幌「44番」小野伸二
vs
ギラヴァンツ北九州「43番」本山雅志
黄金世代、激突！
２月１４日、本城陸上競技場で、新たな伝説の１ページが、ついに開かれる・・・。
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2016Jリーグプレシーズンマッチ
ギラヴァンツ北九州 vs 北海道コンサドーレ札幌
■ 日時：2月14日（日） 14:00キックオフ
■ 会場：北九州市立本城陸上競技場
■ 対戦相手：北海道コンサドーレ札幌
■ 主催：公益財団法人日本サッカー協会、公益社団法人日本プロサッカーリーグ
■ 主管：公益社団法人福岡県サッカー協会、株式会社ギラヴァンツ北九州
■ 後援：北九州市
【チケットはこちらから】
http://t.pia.jp/sports/soccer/calendar/giravanz.jsp
#Jリーグ開幕
